2024年度 助成募集要項
趣旨
小林製薬株式会社は、人と社会に素晴らしい「快」を提供する、という経営理念に基づき、“あったらいいな”をカタチにする、をスローガンに事業活動を行っております。
公益財団法人小林製薬青い鳥財団では、引き続き、障がいや病気を抱える子ども達とそのご家族にとって“あったらいいな”をカタチにしようとされている個人又は団体に対して助成支援を行ってまいります。
助成対象分野
障がい・病気に悩む子ども達とその家族が抱えている様々な医療・福祉上の支援活動及び調査研究で、日本国内において行われるもの
応募資格
1. 支援活動の場合
日本国内において活動する次の法人等(個人は除きます。)
- 公益社団法人又は公益財団法人
- NPO法人(特定非営利活動法人、特例認定特定非営利活動法人又は認定特定非営利活動法人)
- その他、法人格の有無を問わず、非営利かつ公益に資する活動を行う団体
2. 調査研究の場合
日本国内の大学・研究所・NPO法人その他社会福祉関係施設等において、調査研究を行っている個人又は複数の者
助成内容
- 助成金額
- 1. 支援活動 / 1件100万円~500万円程度(5件~10件程度)
- 2. 調査研究 / 1件100万円程度(3件~5件程度)
- 助成対象期間
- 2025年4月より、原則1年ないし2年で一定の成果が得られるもの(複数年にわたる活動の場合でも、支援金は初年度一括交付です。)。
応募手続
- 応募方法
- 所定の申請用紙(A4サイズ)に必要事項をご記入の上、必要書類を添えて押印した正本1部を①郵送にてお送りいただいたうえ、お送りいただいた書類と同じ内容のものを②PDFにしてメールでお送り下さい。日本語での記入を条件とします。郵送いただいた書類等の返却は出来かねますので、予めご了承下さい。
- メール送付先
-
info@kobayashi-foundation.or.jp
※メールの件名は、“2024年度応募/〇〇の会(申請者名)”として下さい。 - 応募期間
- 2024年9月6日(金)~2024年10月31日(木)必着
選考及び決定
- 申請いただいた書類に基づき、当財団の選考委員会において書類選考を行います。
※選考過程において、直接ヒアリングや訪問等をさせていただく場合がございます。 - 選考委員会の選考結果を元に、当財団の理事会にて決定します。助成選考の経過・内容に関するお問い合わせには応じかねますので、ご了承下さい。
- 採否の結果は、2025年2月中旬までに文書にて通知します。
- 贈呈式を2025年2月下旬~3月上旬(予定)に開催します。贈呈式において、活動・調査研究内容を発表していただく場合がございます。
完了報告
助成金決定者は、助成対象となった活動・調査研究の完了後、定められた期日までに、当財団所定の完了報告書をご提出いただきます。また、ご提出いただいた報告書は、ホームページ等により公開する場合がございますので、予めご了承下さい。
助成実績(2024年度)
支援活動
No | 名称 | 所在地 | 主題 |
---|---|---|---|
1 |
特定非営利活動法人 ミュージック・シェアリング 代表者:五嶋 みどり |
東京都 | 障がいのある子どもたちが本物の音楽と出会い演奏を学ぶための楽器指導支援プログラム |
2 |
HNRNP 疾患患者家族会 代表者:鈴木 歌織 |
大阪府 | 超希少疾患 HNRNP 患者の疾患理解・孤立解消で社会・研究参加と社会課題の提言 |
3 |
公益財団法人日本ダウン症協会 代表者:玉井 浩 |
東京都 | ダウン症のある人たちの生活の向上に寄与するための日本ダウン症会議の開催 |
4 |
一般社団法人 スペシャルキッズサポート振興協会 代表者:大舩 一美 |
大阪府 | スペシャルキッズ支援士の実践コミュニティ構築(中級・実践研修) |
5 |
特定非営利活動法人 子ラボハウス キキの家 代表者:下廣 和子 |
岐阜県 | 広汎性発達障害等やりにくさのある子どもとお母さんが地域で楽しく暮らせるように |
6 |
認定特定非営利活動法人ラ・ファミリエ 代表者:檜垣 高史 |
愛媛県 | 病気のある子どもと家族を守る 防災キャンプ+子ども会議 |
7 |
特定非営利活動法人絵本カーニバル 代表者:目黒 實 |
東京都 | 小児病棟・外来支援から広がる医療従事者との連携による多分野支援事業 |
8 |
特定非営利活動法人 ことばルームへようこそ 代表者:浅野 奈穂子 |
兵庫県 | NICU 卒業後の赤ちゃんと家族の居場所 カンガルーポー先輩父母と医療職がサポートします! |
9 |
東京おでかけプロジェクト 代表者:中嶋 弓子 |
東京都 | 病気や障害、医療的ケアがある子どもと家族のおでかけイベント及びセミナーの開催 |
10 |
特定非営利活動法人フローレンス 代表者:赤坂 緑 |
東京都 | 足で、頬で、目でゲームを操作!テクノロジ一×eスポーツで重度障害児の世界を拓く! |
11 |
2型コラーゲン異常症患者・家族の会 代表者:毛利 環 |
神奈川県 | 2型コラーゲン異常症の子どもとその家族の交流と安心して暮らせる社会環境づくり |
12 |
特定非営利活動法人ソルウェイズ 代表者:運上 佳江 |
北海道 | 医療的ケア児者の為の災害時に実際に避難できる災害支援拠点の整備 |
13 |
特定非営利活動法人ワンダーアート 代表者:高橋 雅子 |
宮城県 | 病児や障がい児が担い手となり活躍する アートによる新しい社会貢献 |
14 |
特定非営利活動法人 生活を豊かにする障害児者支援福祉協会 代表者:村上 潤 |
大阪府 | 肢体不自由児の座位姿勢を安定させることで穏やかで笑顔あふれる日常を整えるセミナーと体験会 |
15 |
認定特定非営利活動法人 ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ 代表者:中島 弥生 |
千葉県 | 小児がん患児と経験者・その家族のよりよい未来のための居場所作り |
16 |
特定非営利活動法人 こども医療支援わらびの会 代表者:勝連 聖史 |
沖縄県 | ファミリーハウス「がじゅまるの家」、病院ボランティア活動、ピアカウンセリング活動 |
調査研究
No | 名称 | 所在地 | 主題 |
---|---|---|---|
1 |
徳島 佐由美 天理大学 医療学部看護学科小児看護学 准教授 |
奈良県 | タイムスタディによる医療的ケア児の在宅レスパイトケアの実態と質の評価 |
2 |
山田 美穂 お茶の水女子大学 コンピテンシー育成開発研究所 教授 |
東京都 | 重度心身障がい児と「共に創り・共に踊る」アートベース・リサーチ:ダンスフェスを中心とした協働モデル創出 |
3 |
佐々木 由佳 大阪大学大学院 人間科学研究科臨床教育学講座 臨床心理学分野 博士後期課程 |
大阪府 | 社会で共にあることを目指す医療的ケア児と周囲の人々との関係性の成り立ち |
4 |
加藤 依子 札幌市立大学 看護学部看護学科小児看護学 准教授 |
北海道 | 診断間もないFood Allergyのある子どもと家族への教育的支援に関する質指標の開発 |
5 |
広瀬 統一 早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授 |
東京都 | 全身の協調性分析による協調運動障害評価と要因検討 |
お問い合わせ・申請書送付先
公益財団法人 小林製薬青い鳥財団 事務局
〒106-0032 東京都港区六本木一丁目7番27号 全特六本木ビル East 5階
TEL:03-3505-5371(受付:平日 月~金 9時半~17時) FAX:03-3505-5377
メール:info@kobayashi-foundation.or.jp